先日、東山魁夷展に行ってから 何となく我が家の本棚をみると 東山魁夷関連の本が何冊かありました。父が好きだったようで 実家にはリトグラフィがあり、その緑色の濃淡が印象的でした。濃淡によって遠近感や立体感を表現し、晩年の墨絵のなかにも モノクロ…

心静即身涼。心静かなれば 身体も涼しいとも言われているが 私の場合は逆。ここ数日の涼風に 心爽やか、ゆっくり読書の気分。読みたいと思う本が何冊かあり、先ずは ネットで図書館にあるか検索。手元に置いておきたい本は購入するが なるべく増やしたくない…

お正月は マッスル君まだコルセットが外れないし 私も少し不調だったので 自宅でまったり、のんびり。録画DVD、テレビなど たくさん楽しみました。古墳、卑弥呼伝説の諸々、歴史解説もわかりやすかったし、再放送の玉三郎とユーミンの分野は違えど 芸に対す…

＊夏目漱石の短編を読みつつ＊週末になると台風の影響をうけますね。時折、雨が強くなりますが 今の所、この辺りは、大丈夫のようです。重なる台風で 増水、地盤のゆるみなど 被害が大きくならないことを願っています。久しぶりにポーリッシュ法でパンを焼き…

＊午前４時１０分＊帰国してそろそろ１週間。そろそろ時差も解消されるころでしょうか？毎朝、だいたい同時刻、４時10分頃目覚めます。それからは眠れないので起きます。一人静かな、まだくらい朝、コーヒー飲みつつ 積んであった本に手を伸ばします。面白い…

静かな環境に出かけるときの必需品は 本、アイパッドです。今回は 佐治先生が昨年出された左画像の本。優しい言葉で書かれていて どこからスタートしても大丈夫なのですが その内容は とても深く、今、こうして生きていることの命の大切さ、そしてこころに響…

先週は ３度東京界隈にでかける ちょっと外出続きでしたが １時間余り乗る電車の中では 切り抜いて置いた記事、持ち歩くのに重くない本を読む良い機会です。帰路は 居眠りが多くなるので 往路に読みます。この本は ウルグアイ前大統領、ホセ･ムヒカ氏のメッ…

上画像の本についての感想がまだでした。この本は 少し前の事になりますが 友人が「サンフラワーさん、きっとこの本好きよ」と、わざわざとどけてくれました。後に この本とは不思議なご縁があったことを知り、巡り合ったことにも感激しています。作者の原田…

左の本屋大賞受賞の本、帰りの新幹線で一気に読みました。若いピアノの調律師が 色々な人に出会い成長していく様子や 著者の音を言葉で表す表現力の豊かさ、淡々とした物語で 特にクライマックスがあるわけでもないのですが 惹きつけられました。タイトルの…

＊心の軌道修正＊ 人生70年余り、色々な事に遭遇します。何となく落ち着かないとき この本のページを繰ると、日常の生活で 見落としていることを 優しく心に届く言葉で語りかけてくれます。「こうすれば良いですよ」とは言えても 理路整然と 心に届くように…

納戸の整理をしていたら どうしても処分できなくて とっておいた本の段ボールがでてきた。懐かしくて もう一度読んでみたくなり、温泉♨️に持参しましたが 快適すぎて読了ならず(笑）先日、神社の大鳥居創建の大樹をみて 再会すべくして出会った本のような気…

＊スケールの大きさ、痛快さ、情熱＊ しばらく外出が続いていたので ここ数日は、のんびり自宅での時間を楽しみました。左画像の本、数々の社会派小説の大作を出版し、どれも数多い読者層をつかんだ山粼豊子先生、その秘書のかたが 小説の書き上げるまでのエ…

このところ連日外出が続いております。素敵な集いや講習、研修などですが 追ってアップしたいと思います。1時間を超える電車の中、本を読むのに嬉しい時間です。時に睡魔に襲われて居眠っておりますが・・・左画像の本、微睡んで読むには勿体ない極上の本で…

オーブンからパンを焼く良い匂いが漂い 音楽をBGMで流しつつ お気に入りのリクライニング椅子に身を預けて本を読む ゆったり時間が倖せです。でもいつの間にか ウトウト､｢調理完了です。オーブン庫内の物を出して下さい！」と、親切な（？）家電センサーに起…

「お読みになりたい方は どうぞ」と、ご親切なお申し出に お借りした本。タイトルからして 女性賛美の内容かと思ったのですが 内容は途轍もなくスケールの大きな宇宙の成り立ちや 人としての生き方のお話し。 物理学的解説のなかに 宙の星のように煌めく珠玉…

上画像の本をお借りしました。 難解なトッピックを 日常の生活の中から易しいたとえ話を持ち出して う〜んと納得させられ わかったような気持ちになり 楽しくなってきました。とても新鮮な感動です。まだ、読了できていませんが もっとこの先生の著書に触れ…

息子と星野伸一著「限界集落村株式会社」の話をしていて 次に同著者の「長生き競争」を 読んでいるというので、私も読みました。まぁ 滅多に連絡してこない息子が 電話をするのはお願いごとか 飛行場や電車を待っている退屈な時、ニューヨークと いとも簡単…

酵素「ヒト・レニン」(高血圧を引き起こす要素となる）の遺伝子配列解読に 世界に先駆けて成功した著者。とても明解に書かれていて 短時間で読了したのだが その内容は とてつもなく大きく 自分の中で どのような精巧な遺伝子回路があり どのような指令を受…

今日は １ヶ月一度の革工芸のレッスン日、巣鴨まで出かけます。湘南ライナーで 池袋まで一本、そこから少しバスに乗ります。この電車の中で 新書などの本を 行きは読みます。帰りは トロトロ居眠りしてしまうので 読めませんが…(笑）NHK大河ドラマで放映中の…

図書館で100人待ちだった話題の上画像の本、バンクーバーでゆっくり読もうと 買うことに決め、持参しました。読みでのある結構厚い本、上巻下巻です。マッスル君、色々録画してきたテレビ番組、読み込みがうまくゆかず 手持ち無沙汰で 私が買ったこの本を手…

今年の桜は 一気に開花し豪華！先日の散歩の途中、本屋さんに立ち寄ったら 娘に送ってあげたい本、読みたい本、どんな内容だろう？と，興味が湧いた本、５月アメリカからのホームステイ客のお料理参考本等々 購入したのは良かったのですが 帰り道重くて。。…

先日の同時通訳で素晴らしい訳をされる長井さんの本、アマゾンから 本日届きました。B型人間の私 熱しやすいのですが マッスル君のように 初志貫徹できないのです。でも。。。。どうやら何となく英語とは 縁の切れそうにもない私。５月には アメリカからの来…

＊時空を超えて＊バンクーバー滞在中は 通常、ちょっと真面目に読みたい本、積ん読状態の本など 読書がはかどるのですが 今回は 時候の良さで誘惑も多く 外出のほうが 数段はかどりました｡(笑）そんな中でも 印象的だった２冊の本。「時代を読む」は 1991年…

ローマ人の物語15巻の大作著者、塩野七生さんは 映画に関しても造詣が深い。映画制作に関わる息子のアントニオ・シモｰネさんとの対話形式で書かれた本、「ローマで語る」読了。私自身は 映画鑑賞は、本当に観たいと思うものだけか 無類の映画好きのマッスル…

図書館の返却期日が迫って読了花冷えの雨、オーブン活用しつつ 石牟礼道子作、天湖ー仏送りの夜、東京に住む柾彦は 祖父の遺言で 骨灰を30年前湖底に沈んだ故郷、天底村にまいて欲しいとの頼みに 九州にやってくる。そこで出会った人々、そして数奇な体験・…

バンクーバーに来て１０日ほど マッスルも私も こちらの時間に なかなか調整できませんでした。時間に限られた生活ではないので 余り気にせず 眠れなかったり 外出する気力が無い時, 読書は最適。お陰で 途中まで読み、読みづらくて ほおっておいたThree Cup…

残暑厳しいですね。 天空は夏の終焉に心残りなのでしょうね。夜になって大暴れ！突然の雷雨。温度計が一雨きて さっと下がりました。（外の気温も測れるようになっている優れもの）でも日中は暑くて外出する気になれません。それで、図書館で借りてきた プラ…

レディ・サムライオリンピック放送、待ち時間の合間に読みました。数日前、 「私達がよく行くバンクーバーのブリティシュ コロンビア大学で数学と生命科学を専攻、大学院ではアジア研究、その後プリンストン大学で博士号取得と輝かしい学歴。理系から史学へ…

今は，とてもそんな体力も気力もないが 1，2年前までは 東京まで出かけ、炎天下でも並んで 展覧会によく行ったものだ。混雑でゆっくり鑑賞出来ない時は 重い図録を購入し そのうちゆっくり家庭で鑑賞と、意図したものだが 正直 購入しただけで安心して余り活…

予定日までに読了できず、昨日、残りを一気に読み終えました。長編小説ですが 新聞連載小説のため、各章が短くまとめてあり、中座しても支障なく続読できました。さて、水村美苗さんの小説には何処かノスタルジアを感じさせる 日本の近代文学の香りがありま…