濃淡によって遠近感や立体感を表現し、晩年の墨絵のなかにも モノクロの押さえた色彩に 鑑賞者は色合いを感じます。静寂ながら 自然の力強さ、刻々と移りゆく情景が ひたひたと迫ってくるようで 自分もその自然に抱かれているような錯覚に陥ります。
偶然出来た色ではなく綿密に吟味され 構想に近づくよう 使用する色にも 様々な工夫をされているようです。この本は昔読んだと思うのですが 内容は覚えていません。あのような大作を沢山鑑賞した後で読むと 又感慨ひとしおだと思います。
友人が こんな季節にぴったりのブックカバーをつけて さっと読めるわよと、届けてくれました。彼女とは ストレートに読んだ本についても話し合えるので 時々本を紹介してもらったり、読んでいる本のことを話したり・・・最近では 薔薇の名前について。カバーの本はこちら。読書会で読んだ本だそうで 道中どうぞとのこと。しっかりとハズキルーペも入れて もうすぐ出かけます。思いつくままの更新です。せかせかの気持ち、自分には文面から見えるな〜!