この長生き競争、息子の感想は聞いていないけれど 我々年齢的に同世代には このストーリー、明らかに死に向かって歩んでいるという事を認識せざるを得ない。でも、余り暗い気持ちはしない。どろどろとした描写がないのがいい。
この本にでてくる サムエルウルマンの詩、好きです。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ.
逞しき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を退ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春というのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに 初めて老いが来る。
歳月は皮膚の皺を増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。
人は信念とともに若く、疑惑とともに老ゆる。
人は自信とともに若く、恐怖とともに老ゆる。
希望ある限りわかく失望とともに老い朽ちる。」
古稀を迎えた今の自分、年甲斐もなく アンテナの感度が かすかにまだ感知可能らしく(笑)何かに触発されると 感動したり刺激を受けたりで 新しい世界に首を突っこんでしまいがち いい加減にしておきなさいや〜と 父母が浄土で苦笑してるかもしれないな〜!
日本の知恵については またあらためて。