時差のお陰

*午前4時10分*
帰国してそろそろ1週間。そろそろ時差も解消されるころでしょうか?毎朝、だいたい同時刻、4時10分頃目覚めます。それからは眠れないので起きます。
一人静かな、まだくらい朝、コーヒー飲みつつ 積んであった本に手を伸ばします。面白いように よく読めます。なるほど「早起きは三文の得」。其々物理学者、生命科学者として お二人の著者が書かれていることに 共通点があり 少し理解度が増したように思います。

佐治先生の本は どんどん視野が広がり 本当に全ては繋がっているんだな〜と大らかな気持ちになります。例えば88という数字 ピアノの鍵盤の数、これは人間の聴力と関係していたり、88夜、米寿、8をひっくり返せば∞(無限大)

柳沢桂子さんの本は 内へ内へと問いかける哲学的な要素を強く感じます。長期にわたる病との闘いを通して、悟りとも言える境地で語られる命の尊さは説得力があります。子供を育てるに何が大切か、はっきりと明示されていて、その箇所が輝いています。

般若心境が、科学的な解釈で現代訳されています。掘文子さんの挿絵もあって、私たちが粒子でできていて宇宙に浮遊している実体のない存在である様子が何となくビジュアライズできるような・・・でも、私には、表面的な理解だけしかできていません。

浅井まかて著"眩は、北斎の娘お栄の話ですが 伝法な江戸弁が小気味よく 浮世絵師の世界、ドロドロ。上3冊、読んだ後では、強烈な人間くささが溢れています。

マッスル君は 今回は、あまり時差の影響もなく 昨日は、卓球のお誘いで 待ってました〜と、ばかり喜び勇んで参りました。帰国前夜、「卓球をしている夢みたよ。意地悪なサーブばっかりうってくるんだ〜」と、夢にまで・・・。日々のトレーニングにも拍車がかかっているみたいです。どんな時でも自分のやるべきことを 苦もなく続ける精神力の強さに 改めて脱帽です。

そろそろ睡眠不足も限界かも。今夜あたりは、ぐっすり眠りたいな〜!