*スケールの大きさ、痛快さ、情熱*
しばらく外出が続いていたので ここ数日は、のんびり自宅での時間を楽しみました。
左画像の本、数々の社会派小説の大作を出版し、どれも数多い読者層をつかんだ山粼豊子先生、その秘書のかたが 小説の書き上げるまでのエピソード、先生の日常の素顔、情の深さなど 小気味よいタッチの文体で綴られています。
白い巨塔、大地の子、不毛地帯、二つの祖国、沈まぬ太陽、華麗なる一族など どの作品も読んだり、また映画やドラマでもみているので その作品が完成するまでの苦労話や当時の社会的状況など綿密な取材回想ストーリーから 臨場感たっぷり伝わってきます。
行動力と押しの一手の迫力は圧巻です。各終章にこめられた先生の人間としての思いが この本を読むと滲み出ている気がしました。先生と秘書である著者との微笑ましいバトル、思わず笑ってしまいます。この秘書の方の貢献度、素晴らしい作品の一端をになっていると思いました。妹が薦めてくれたこの本、一気に読みました。この方でなくては書けない本ですね。素晴らしい!
今日はHalloweenですね。起源は古代ケルト人の秋の収穫祭で 悪霊を追い払う宗教的な祭事だったようです。1才2ヶ月のAちゃんもデイケアーで カボチャの塗り絵をしたようです。