遠距離だからこそ

今日は 1ヶ月一度の革工芸のレッスン日、巣鴨まで出かけます。湘南ライナーで 池袋まで一本、そこから少しバスに乗ります。この電車の中で 新書などの本を 行きは読みます。帰りは トロトロ居眠りしてしまうので 読めませんが…(笑)

NHK大河ドラマで放映中の 国防を第一に考えた吉田虎次郎こと吉田松陰について 宝島などの著者スティーブンソンが 世界で初めて 伝記を書いた経緯、何に感動したのかなどに興味を持って 著者はトレースしてゆきます。そしてその本を翻訳されています。原文は 過日、これまた偶然にも 大変お世話になっている方から コピーをいただいたのです。

松陰伝を外国の文豪が書いたと言うことも驚きですが それを探し当てようとされた 著者の熱意、努力そして費やされた時間にも感動します。私は 吉田みどりさんという著者を 金子みすゞさんの英訳本や 伸びやかで ほのぼのとする挿し絵で知ったので このご縁にも感激です。

もう一冊は イギリス人の目から見た日本論、一寸目から鱗。日本語についても 私達が考えたこともないような切り口で 語られていて 逆に英語という言語が 見えてくる気もします。ユーモアたっぷり。

私達が外国に住んでみて 感じた逆バージョンが 具体的に描かれている点でも 読みながら異文化体験しているようです。後日 機会がありましたら この2冊の本についてもう少し述べてみたいと思います。

出かける日は 前もって作れる煮込み料理です。こちらは ビールで煮込んだシチューまがいと これまたビールで作った簡単パン。ベーキングパウダーなので 発酵もなし。アルコールは蒸発してしまいます。手間暇要らず、帰宅して 温めてさっといただけるのがいいですね。そして割合おいしい。
おつまみパン