ご縁

*ご冥福を心よりお祈りいたします*
1月13日、叔父(母の弟)が穏やかに眠るように旅立ち お通夜と葬儀に出て 昨日、帰宅しました。母の育った家族が 極楽浄土で全員揃って こちらに暖かな光を投げかけているような 見事な夕映えが、ずっと帰路、車窓から見えました。いろいろな思いが交錯しました。

享年86歳の叔父でした。日本の経済成長に貢献した時代を 仕事一途で商社マンとして 海外を駆け巡った叔父でしたが、お寺の次男として産まれ 浄土真宗の修行も受けておられました。 私が写した、法衣をつけられた時の穏やかな笑顔の写真を 遺影として使っていただき 感無量でした。

体力的に厳しい状況だったかと思いますが お正月を越し 穏やかな日差しの温かい日に旅立たれたこと、温厚で優しい叔父の私たちへの思いやりだったような気がします。抜けるような青空が 天寿を全うされたんだと教えてくれるようでした。幼い頃からお世話になり、本当にありがとうございました。安らかにお眠りください。合掌

叔父を偲んで集った人々とのご縁、思いがけないつながりもあり、世代を超えて紡がれていきつつあります。叔父が教えてくれたように思います。

「いつかは誰でも このほしにさよならを
する時が来るけれど 生命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう」 Miyabi作詞 いのちの歌より