一仕事終えて

到着してすぐのハプニングだったので 通常ならコストコに行き、いろいろ生活必需品を買い求めるところ すぐアメリカに行くことになり買い出しどころか 外出はしなかったので 最後の夜は 近所のレストランに出かけました。

無事誕生の知らせと、慌ただしさで 二人ともハイテンション。レストラン(アンナリー)でもちょっと変でした。なんとなく間に合わせの食事が続いたので がっつりディナー。7コース テイスティングメニュー。色々な味を 少しづつ 楽しめるということでしたが かなりのボリュームです。

生牡蠣をアレンジしたもの、そしてスモークサーモンかと思いきや なんと透き通るように薄くスライスしたスイカ、その下には色々な種類のトマト、チーズ他のマリネ。意表をついたようなコンビネーションの創作料理が多く、次は何だろうと楽しみです。
フライドチキンと名付けられていますが ありきたりのチキンにあらず。ほろほろとほぐれる柔らかさと さっくりとした衣の食感のコントラスト、そして日本の日野菜に似たお漬物風酸味で後味すっきり。でも、一切れのフライドチキン、お皿の片隅にちんまり。余白が大きい!

そして殻を外したムール貝が タイムオイルとサバイヨーネソースを纏ってサーブされてきました。全てが上手に口の中で融合し、口当たりも繊細でした。ブリオッシュ風のパンにソースをつけて お皿も綺麗に。あ〜ちゃんは綺麗に完食すると'Happy Plate'と、言います。いい言葉ですね。

メニューを見たとき bore belleyと書かれていたので 冗談でこれは熊? だって bear bore bornと変化してこれはもう死んでいるから過去形のbore?これはウエイターの人に大受け。That makes sense! I LIKE IT!でした。もう私達、色々なことがありすぎて 頭が混乱していておかしくなっているのでありまして・・・これはイノシシのお肉。躊躇しましたが 癖がなく 豚肉よりも柔らかくあっさりしていました。
次にWAGYUと書かれてありました。マッスル君、WAGYUって何かわかってるのかな〜?私、そんな聞き方は失礼だから WAGYUUとわざわざ日本名を使ってもらって とても誇りに思うといったほうがいいよ。

もちろんWAGYUは、すでによく知られていて お客さんの間でも人気が高いそうです。アイダホで飼育しているとの話です。

デザートの頃には すっかり数日分の栄養補給もでき 翌日のフライトに備えてのエネルギーも十分。西から東まで 北から南と アメリカ大陸を渡るのに 日本からくるのと同じくらい時間を要します。