コントラバス コンサート

 
福島から二人のやきもの展(昨日記)初日夜、コントラバス ソロ オープニング コンサーとがあり、行ってきました。コントラバスのソロ演奏を目の前で聴けるなんて・・・

しかもこんなに至近距離でその楽器を 今まで 拝見した事すらないのですから わくわくするではありませんか!このコントラバスは1692年に作られた楽器だそうです。深い輝きを放って 風貌も威風堂々です。

この頃、マイスキーやアルトノラスのチェロCDを良く聴いているので チェロとの違いも楽しみです。奏者は 東京フィル交響楽団コントラバス奏者の遠藤柊一郎さんで お馴染みのエルガーの「愛の挨拶」でぐっと聴衆をひきつけ 次々難曲や 私達が耳に慣れ親しんでいる曲を交えて沢山演奏してくださいました。

チェロのためにかかれたサンサーンスの白鳥やバイオリンの為の曲も コントラバスで聴くとぐっと重厚感を増す感じ。弦はスチールで出来ていて押さえるのが大変そう!バイオリンは子供用のサイズもあるけれど コントラバスはどうかな?お聞きしてみましたら 矢張りチェロくらいのサイズがあるそうです。

メロディを奏でる楽器演奏者の意図をくみとり 伴奏をするコントラバス奏者はナビゲートする役割で そこが楽しいとのことでした。

演奏後 楽器を持たせてもらったり、弾かせてもらったりと、家族的なふれあいの雰囲気でのコンサート、身近に聴かせていただけた素敵な生演奏、楽しい夕べでした。ありがとうございました。