春の嵐の日に

風の通り道、大渦巻きを巻いて走る春風。 2階のベランダでドォ〜ンと音がする。 慌てて植木鉢を中に取り込む。 九州では春一番。 春一番といえばうららかな印象もあるが 逆に、多くの被害をもたらす危険性もある。 なだれ、遭難、突風による怪我、春の嵐

こんな日は 家で音楽を聴いて、早く結末が知りたいミステリーを読む。 でも、バタバタっと音がするとドキッ! 音楽は ずっとかけているなら バッハのピアノ曲がいいな。 選んで聴いているのは バッハのThe English Suites, ピアニストは カナダとイギリスの2つの国籍を持つAngela Hewit

グレングールドと並んで知られているカナダのピアニスト。 父親がオルガン奏者であることから 幼少の頃より、バイオリン、リコーダーなどの楽器に携わり、確か7歳で演奏会を開きバッハインヴェンションを弾いたそうである。 バレーのレッスンも受けていたようで多才、そして美しい。 叉コンサートでのファッショナブルな衣装でも楽しみにしているファンが多いと聞く。

透明感のある優美な音色、そして物語のように流れる構成力、BGMとして流れていても 全然気にならないし、しっかり聴きたくて耳を傾けると バッハの特徴ある旋律と奏者の素晴らしいテクニックが世界を広げてくれる。彼女のバッハのレクチャーとピアノのDVD、アマゾンからでているので購入したい。

読んでいる本は Koontzの 'The Husband' 妻が誘拐され破格の身代金を要求されているガードナー。 せまるタイムリミット。そこに次々連鎖して起こる不思議な偶然の事件(本当は偶然ではないのかも。。。)はらはらして先に 最後読んじゃった! これで安心して読めるぅ〜!確か、何年か前のベストセラー。 先日ハワイの空港で買ってきました。 久しぶりの英語本は 読むテンポが遅いです。