「写真撮らせていただいてもいい?」と聞くと、'Certainly'と、ポーズをきめてくれました。お礼に5ドル紙幣をバイオリンケースにいれました。 次に来た高校生と思える集団、音楽を聴いたあと、一緒に撮影を依頼、そしてポンと10ドル紙幣。 衣装のお陰でしょうか? なかなか人気者です。 帰りにまだこのバイオリン奏者いました。 おやぁ〜弾いている曲は、同じで 同じフレーズの繰り返し。レパートリーは他にないの?
それにひきかえ、1年半ほど前に ワシントンDCの地下鉄駅構内で、カジュアルなジーンズに野球帽をかぶった若者(と言ってももう40歳くらいかな?)が おもむろにバイオリンを出し 超絶技巧を要するシャコンヌを弾き始めたのですが その音色、特別の美しさにもかかわらず、足を留めて聴いて行く人は 通勤時間だったからか 意外と少なかったそうな・・・もったいなぁ〜い!
その奏者は チケット入手も困難なかの有名なバイオリニスト・ジョシュアベルだった! しかもバイオリンは3.5億円もする名器(実際そのバイオリンで弾かれていたのかどうかは?)
バイオリンケースに1時間に入っていたお金は30ドルくらいで 当の本人は 「悪くないな、1時間30ドル、しかもエージェントにわたさなくていいし・・・」ですって。1分間弾けば1000ドルともいわれているバイオリニストですよ。
10年ほど前、今ほど有名でなかった頃、アメリカでシーズンコンサートチケットを買っていたので 彼の演奏を聴き、すてきなルックスと音色に魅了されました。 サインも頂き、握手もしてもらいました。 その場を通り合わせていたら 最後まで聴かせていただいたのに・・・ダースベーダーのバイオリンケースには結構お金が入っていました。 あぁ〜矛盾を感じます。 一説によると ジョシュアベルの演奏はワシントンポストがある調査をしていたとのことですが、どうでしょうか?