奏でる音色

チェロ巨匠マイスキーとピアノのデュオ
ピアニストはダリア・オヴォラとアルゲリッチ
冷たいどんよりとした天候が続いた時は 外出する気にもなれず 雑事を片付けながら ずっとかけていたCD2枚。チェロとピアノのデュオ。どちらもチェロ奏者は かの有名な ミッシャ・マイスキーシューベルトの無言歌、ピアノ奏者は ダリア・オヴォラ。ベートーベン チェロソナタ、ピアノ奏者はマルタ・アルゲリッチ

どんよりした日のチェロの音色は しっとりと潤いを帯びて 心を潤してくれるように思う。シューベルトの哀愁を帯びたメロディを切々と歌い上げているのに 大げさでないので 長時間心地よく聴ける。どちらも小品編成なので 沢山の曲が聴けて楽しい。耳慣れた ますや野バラなど、何度聴いてもいいな。

ベートーベンのほうは モーツアルト魔笛のvariation他 チェロの重厚な深い音色と アルゲリッチのきらきらしたピアノの音色とのかけ合いが 対話のように聞こえてくる 卓越した奏者2人による演奏。モーツアルトの美しい主題の自由闊達な変奏曲、奏でる音色が色々な可能性を楽しんでいるようにもきこえてくる。

今日のコーラスで Y先生、読ませていただきたかった 大好きなチェロ奏者、藤原まりさんの本を持ってきて下さった。また今宵も楽しい夜更かしができそう!ありがとうございます。