穏やかな日。 マッスル君はお出かけ。 一人でのんびり、こんな日は 音楽聴いて本を読む。 BGMはピアノ曲がいい。 冬には何故かベートーベンが好き。 あった、あった! 息子が段ボール一箱送ってくれたCDの中に 20世紀の巨匠Friedrich Guldaのピアノ。(ピアニストのアルゲリッチ女史はグルダのお弟子さん) ジャズも弾くピアニストだし、ちょっと型破りであるとも聞いているが このソナタ曲集は繊細。 全12枚のうち3枚はコンチェルト。 全て聴くには、しばらく楽しめそう。
その至福のひと時を破ったのが ツ〜ンという高温の継続音。 先ず、何処から? 頭がキィ〜ンとしてくる。 台所の方かららしい。ガスの警報か?それともセキュリティ? 音楽どころではない。スイッチオフしてその音の出所を探す。わからん!ひょっとしてこの音は錯覚? それとも とうとう、私にもやってきたのか耳鳴り様が・・・?とまで疑ったが 違うらしい。ほっとしたけど、なおも不快・・原因はわかりゃせん。
落ち着け!落ち着け!ちょっとお茶でも飲んでっと やかんに水を入れようとした時、あれぇ? 水がでないよぉ〜! 我が家はアルカリイオン水で 電気分解する装置をつけています。 装置は外に設置するのが嫌なので シンクの下の戸棚の中。ガバッと扉を開けると、う〜ん 犯人はこれだ! 警報音を発信中。 マッスル、Where are you〜〜〜?私はこういうのは苦手なんです。今も鳴っています。電源も切ったし マニュアルも見たけど・・・なぁ〜んも わかりません。 とりあえず、音の聞こえないところに退散です。
何でもスイッチ一つで便利になったけれど コンピューター制御のおかげで お任せライフになったけれど 何かあったときにはお手上げです。 そう言えば アメリカやカナダでの自動車のお話で コンピューター制御で燃費の良い日本車は人気があるけれど 田舎ではダメだそうです。 故障した折、すぐに修理してくれる場所がある都会では良くても 田舎では手作業で自分で修理でき、走行できる時代遅れの車が役に立つと笑い話のようなお話。 最も、山奥でガソリンスタンドも修理工場も 隣街まで行かないとないような所では 頷けるお話です。