Whisler Trip

*音楽三昧の3日間*
Vancouver Symphony Orchestraから配信されるニュースレターで知ったこの企画、参加してみて 予想以上に素晴らしい2泊3日の旅でした。
シンフォニーホールからバス送迎があるのも嬉しいこと。カナダの祭日で渋滞は予想されましたが 2時間半で到着。参加者は、ほとんどがシニアのご夫婦でした!VSOのサポーターでもあり 音楽をこよなく愛する方達で 素晴らしい出会いでした。

到着してすぐランチ。

私たちが座った席に「いいですか?」と、来られたのは上画像の方。最初は、オーケストラのメンバーとは知らず、皆何気ない会話をしていたのですが、とてもお話が専門的なので「楽器をおひきですか?」と、聞くと、オーケストラのメンバーで バイオリン奏者、しかもassociate!また童話作家としてもご活躍だそうです。

午後は オーケストラメンバーによる 各楽器の公開講座があちこちで開催されていて 私達は 希望の楽器講座を見学させてもらいました。緻密な指導で 修正すると やはり音色が違っているのが 素人の私にもわかります。





夜はオリンピックプラザでの野外コンサート。これは一般にも無料で公開されていて この日は5000人の聴衆だったとのこと。小さい子供を連れて ピクニック気分で夏の夜のコンサート楽しめるなんて 素敵ですね。(9時半頃まで明るいくれなずむ北国の夏の夜です)

私達には 前方部に指定席が用意されていたので とても良かったです。ただ。やはり音響は マイクを通すと音が割れたり残念ではありましたが それを補う熱気と聴衆との一体感がありました。マエストロ トビーは グラミー賞も受賞されていて ユーモアのある観客をひきつける術があります。

プログラムは カナダ建国のお祝いに関する音楽を中心に チャイ子スキーの1812Overture , 聴衆に結婚61周年!を祝うご夫婦のために Leharの Gold and Silver Waltz,. Tchaikowsky Variation on a Rococo Themeを弾いたのは 今年、VSO音楽学校首席卒業者でオーケストラ入りが決まっている18歳のチェロ奏者でした。難曲を全身全霊で奏し、演奏後、皆、素晴らしい演奏を話題にしていました。

ウイッスラーの知事は女性
バンクーバーが属しているブリティッシュコロンビア州は ウイッスラーに資金援助や観光産業推進のための貢献をしていて VSOのコンサートも5周年を迎え、多くの観光客を魅了していると謝辞を述べられていました。

その為というわけでもないでしょうけれど、ホテルもフェアモントで快適、朝、目覚めて窓からの この爽やかな光景は気持ちがシャキッとします。