会社がスポンサーになっているHabitat for Humanityに ボランティアとして参加してきました。 参加したのは、最終日だったので、大体の作業は終わっていて、残っているのは、住める環境にすること。
(Habit for Humanityは、貧しい人に家を提供する団体で、ボランティアの人たちが家を建てるもの。土台は、さすがに素人ではできないから、Home Depotが提供。材料もすべてHome Depotからやってくる。)
土台ができたら、7日間(毎週土曜日)で写真のような家をボランティアの人たちだけで完成するのだから、すごいもんだよねぇ。雨でも作業するんだよ。一応建築家の人が、やり方を指導してくれるので、家自体は日本のものほどしっかりはしてないけれど、なかなかしっかりとしたのものができるらしい
大まかに その日にMYK達がやらなければならない項目を挙げると、以下の4点。
トイレとバスタブの設置
キッチンのタイル張りと片付け
家のペンキ塗り
庭作り
MYKの主な役割は、ペンキ塗り。なかなか面白かった。初めての参加だからねぇ、ドリルとか電気ノコギリなど到底使う気にならず、無難な職を戴いた。
ちょっと普段、身を引いてしまうような地域でのボランティア。でも、通りすがりに「ご苦労さん」とか「有難う」とか 声をかけてくれる人も多く、気持ちが和んだ。 まぁ、中には、「手伝い必要か?いくらくれる?」と職探しをする人も。 普段生活していたらあまり出会うことのない人たちに、一日で会った感じ。
37度の炎天下で、みんな汗泥。。。でも、みんなよく働くのねぇ。特に、庭造りは、重労働。ちらばっている重い材木を まずは運びだして ダンプスターに入れることから始まって、庭の石やゴミを掘り出し、芝生を植えたり、花や木を植えるために大きな穴をほったり、みんなよくやってたよ。
お昼は、本格的な大きなプロパンを使ったグリルがどこからともなく登場。みんなが汗を流して働いている横で、いい匂いが漂ってきて、早く食べたい一心で、みんなせっせとやるべきことを片付け、ようやくお昼。普段は、魅力を感じないヘビーなものだったけれど、労働後からかすごくおいしかった。
ただで家がもらえるのか、と思い、どんな規制があるのか聞いてみると土地をもっていること、職をもっていること、250時間のボランティア活動に参加すること。だとか・・・250時間ってすごいよ! 来年は家をもらおう、という甘い考えは、即座に打ちのめされた。。。
この家は、会社がボランティアで建てた17軒目の家だそうだ。こちらに来て、いくつかボランティアに参加するようになり、アメリカに恩を返しているつもり。しっかりTax Deductさせてもらっているから、恩返しになっているかは疑問だけど、まぁ、気持ちの問題でしょう。
家の受け渡し式で 会社がボランティアという形で労働力提供のほか ギフト券も進呈するので この家に住む人は、多くの善意に支えられた尊いマイホームを手にいれたことになる。
その喜びを受けた人が、更に、ボランティア活動に参加して 善意の輪をひろげている。ボランティアという考え方が しっかりと根付いているなと思った・・・・後文略
MYK、貴重な体験談ありがとう。マッスル君も同じような体験をアメリカ勤務の折していましたね。 アメリカでは、会社が特別にボランティアの日を決めて参加すること、多いですね。 ボランティアした時間は、単位数に数えられ 入試などでも考慮に入れられるアメリカでの教育だと聞いています。 お疲れ様。