[時事] 命の木

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今朝、ネットで 杉原千畝氏に関連しての記事が 目に飛び込んできました。 先日、妹夫妻と 敦賀で 「命のビザ」発給をした杉原千畝氏と 6000人ものユダヤ人を温かく受け入れた 敦賀の人々の人道的な歴史資料館を 見学したばかりでした。

深い感銘を受けたので 今朝読んだ記事は 心痛です。強い決断力で 何千人というユダヤ人を救った「命のビザ」を発給した杉原千畝氏を顕彰し、イスラエル政府から 諸国民の中の正義の人という賞が送られました。同年、植林が行われ 杉原氏の業績と植樹に関して明記された記念の石碑も設置されたそうです。

時を経て、当時、植樹された植林は 周囲の木と区別がつかないほど成長し、何年か前、宅地造成に伴い 少なくともその一部は伐採され、また記念碑も破壊されたのではと、懸念されています。

資料館のビデオで 当時命を救われた人々が 学校などで 命の大切さや 悲惨な戦争体験など 講演活動をされているのをみました。この方達も かなりご高齢です。徐々に 生きた体験を聞く機会もなくなってくるでしょう。

植林された木には 人々の平和への強い願いや命の尊さが 込められていたと思います。このような残念な出来事ではありますが ここでもう一度、杉原氏の人道的な決意と勇気ある行為に 敬意を表したいと思い記載しました。