この画像のお便りは 92歳になられる方から いただいたものです。実家の隣に住んでおられた とても素敵な方で もう半世紀に渡るおつきあいになるでしょうか。
4ページに渡るきれいな字で書かれたお便りには 昔の時代をいとおしむ懐かしさ 私の父母の思い出 当時の情勢など書かれていて 時間や同じ環境を共有させていただいた あの頃へとタイムスリップする素敵な時間が過ごせます。
背が高くてハイカラで かなりご高齢になられても 夏には白のノースリーブ、ショートパンツ、頭には ベビードールのようなフリルのキャップ姿で 早朝丹精込めて育てられた見事な花壇に お水をまいておられたり、60歳になられた頃、ショパンのワルツ全曲をもう一度弾き直そうと思って。。。と、決心されたり。。。
ピアノもつい最近まで教えておられて 発表会も開かれていました。年に数回こうしてお便りをいただいたり お元気な声でお電話をいただくのですが 今でもお一人で宝塚にもお出かけになるそうです。
沢山の切手が同封されていました。私も、また ゆっくりお便りしようと思います。メールも良いけれど、こうして お便りをいただくのも しみじみと読み返して良いなと思います。
英語では 郵便で送られてくる便りは snail mailと 呼ばれます。これはきっとインターネットができてから作られた言葉でしょうね。電子にくらべてノロノロイメージでしょうからね。