長門

旅から戻り、そろそろ1週間になるというのに ブログでは未だ旅が途中でストップ。催促メールまでいただいてしまいました!(笑)はい、続けます。

*のどかな道程*
新大阪から新山口、そして厚狭(あさと読みます)厚狭からは 下画像、ローカルの美祢線でトコトコのんびり美しい自然を楽しみながら1時間かけて長門湯本駅へ。
このカラフルな可愛い車両はたった1車両のみ。1時間に一本の運行のようでした。金子みすゞさんの詩が書かれていました。乗客も少なく、これで採算があうのかな〜?でも、高校生の通学には欠かせない交通手段だそうです。

長門湯本駅近く 車両からこんなローカルな場所に 立派な旅館?そこの玄関で この電車に向かって 着物を着てお辞儀をし 手を振っておられる従業員の方々がみえました。

あとでわかったのですが ここが私達の泊まる旅館だったのです。 駅までの迎えをお願いしていたので 私達が乗っている電車にあわせて 外に出てご挨拶して下さっていたようなのです。こんなお心遣い 日本ならではこそ!

*宿泊は大谷山荘





残念ながら曇り空ではっきり見えませんでしたが ビデオでの解説で観た気持ちに
この旅館は 色々なご縁があり 導かれるように来てしまいました。湘南みすゞ会の会長さん、日本で初めてみすゞさんの本をお店におかれた友人、革工芸ご一緒させていただいているMちゃん、そして先日宿泊したペンションモーツアルトのオーナーからもお話しがあった金子みすゞさんゆかりの旅館です。

金子みすゞさんのイベントや歌に 関わらせていただくことで 紡がれていくご縁に恵まれています。みすゞさんの過ごされた地や記念館に 行ってみたいと言う想いが強くなり来ました。

自然に囲まれ、隅々まで行き届いたお心配り、歴史上の著名な方々の直筆掛け軸、本格的天体望遠鏡のある天体ドーム等々 しっとりさりげなくのサービス 寛ぎのお宿です。(続きます)