続金子みすゞ記念館

のどかな山間、レンタカーをするところもなく 公共交通手段の便も悪い。タクシーで 金子みすゞ記念館へ。記念館や金子みすゞさんゆかりのスポットを見学したあと、観光を 運転手さんにお願いしたら 「ゆっくり見学してきて下さい。待ってますから」と 快諾していただいた。

子供時代によくあったような 懐かしい本屋さん。サンフラワーですと言うと、「いらっしゃいましたよ」と、すぐに連絡を入れて下さり この記念館創設に当初から関わられたK氏が迎えて下さって ご丁寧なガイドをして下さった。

ここが金子みすゞさんのご実家で ご両親は、本屋さんを営んでおられた。みすゞさん生誕100年記念として 復元され、金子みすゞ記念館がオープンされた。みすゞさんゆかりの品々が展示されている。また当時の書斎も・・・ギャラリーもあり 親しみやすく温かい雰囲気。 




みすゞ通りにある倉庫を利用して作られたというギャラリーでは 金子みすゞさんが世に知られるようになった 一編の詩、大漁が紹介されている。仙崎の特産である蒲鉾板がモザイクのよう!感想などメッセージが記されている。

「ちょっと目をつぶって下さい! はい、いいですよ〜開けて下さい!」と言われるままに。目を開けると 暗がりに蛍光色で魚が浮き上がり 大漁の詩も 色鮮やかに・・・







通りには みすゞさんの詩碑や蒲鉾板に書かれた詩、又詩に詠われている乾物屋さんの保存、お寺の銀杏、極楽寺のサクラなど 至る所にみすゞさんの息吹が感じられる。みすゞさんのお墓のある遍照寺には こゝろという詩碑がありました。お墓参りもさせていただきました。

街の人たちがこぞって この仙崎で生まれ育ったみすゞさんの心を大切にし、清らかな空気が満ちている。街に品格があり 人々が優しいのです。マッスル君も大感激!

お忙しいなか 私達だけだと見過ごしてしまうような細部まで ご案内いただき、ご説明もいただいて 本当に有難うございました。そして回ってもらうと良いですよと 観光スポットも書いて下さり ご親切感謝申し上げます。