観光編

金子みすゞさんの詩の原点とも言える鯨墓、階段を上った 海が見下ろせるお寺にありました。鯨の胎児約70頭が葬られているお墓は1692年に作られ 鯨に感謝を忘れず 祈りをささげた地域風土が 今も受け継がれています。

人間サイドからだけではなく 海の下の生物の気持ちにまで こゝろを配る着眼点には はっとさせられるものがあります。


王子山からみた仙崎の街
その昔、仙崎の街は 中国からの引き揚げ船が到着する港として人々で賑わい 商店も活気があったそうです。

その時の様子を伺わせる沢山の写真が 街角ギャラリーに 展示してありました。静かな田舎町と思っていただけに 矢張り来てみて良かったと思います。

角島大橋、コバルトブルーの海が カリブの海を連想させます。ここは、よく自動車の宣伝として登場する橋との説明を受けました。この橋を 運転手さん渡って是非お見せしたいところがあるとのこと。

下で待ってる?と言われたけれど 折角だから上まで登ります!でも、この階段!108段は そんなに大変じゃないけれど、この急勾配と 急ならせん状で目が回りそう。途中、気分の悪い方は ここから引き返して下さいの表示もあり!降りてくる人があれば 狭いので恐怖!

若い人達も 足がつった〜!など 叫んでおられる。大丈夫かと心配するマッスル。でも、平気でした。来年なら駄目だったかも。眺望は満足感と相まって抜群!

初期灯台守の方はイギリス人だったそうで その館は とても近代的で 異国情緒に溢れていました。どのような想いで ここに過ごされていたのかな〜?


今まであまり人気が無かったのに この元乃隅稲荷神社に連れて来てもらうと 沢山の観光客!外国人も・・・!
お賽銭を入れるのが至難の業。鳥居の上部中央の小さな箱に向かって 投げ上げるのです。入ればgood luck!御利益がありそう!マッスル君は 5回目で成功、私、惨め……届かない!でも、本当のお賽銭箱は 又別の所にもあって そちらでお参りしてきました。
この神社は 外国人観光客がツイッターで紹介してから 外国の方で有名になり 知名度は 逆輸入で日本へ。CNNでも紹介されたというのですから 情報は まさに世界を駆け巡るですね。

運転手さん、大サービスの観光地巡り 有難うございました。説明も沢山していただいて 金子みすゞさん以外は 予備知識なしの訪問でしたが お陰でとても有意義な旅になりました。

この地域、お会いした方々皆、温かく親切でゆったりとしておられました。マッスル君、ここで生活するというのもいいな〜!え〜?