神無月の参拝 

松本、奈良の友人達と計4人の恒例の小トリップ。「今年はお伊勢さんに行きたい!」という松本からの一言で決定。幹事は奈良の友人。時は10月25日〜27日の2泊3日。ありゃ〜10月は神無月ではありませんか。

日本の神様達は出張して全員出雲におでかけ。政治や諸々の討議をするためにお集まりになっているとか・・だから各神社には神様はいらっしゃらないので神無月との一説。でも神嘗祭は 10月中頃に行われるのですから ご不在と言うことはないですよね。

この神嘗祭に先駆けて 伊勢では神様の御衣を織る神御衣奉織祭りが行われるそうです。機織りの機(はた)その原型は鳥居のようで まさに機織りは神に直結しているのだと「たまゆらの道」で読みました。「神々の装束」という章、伊勢神宮の神聖な空気でふんわりと包まれるような高貴な描写で描かれています。

自然な姿の古木の美しさを活かした樹林、松葉の一本一本にまで潤いをみせる霧雨の伊勢、しっとり濡れた玉砂利は 晴天の日よりも 清々しさや神聖さが感じらた参拝日でした。参拝後に再度読むと、一層共感を覚え新たな想いが心をよぎります。又行ってみよう!日本人の心のふるさと!

白木、茅葺きの素朴で簡素な伊勢神宮は 20年ごとに内外から新しくするという伝統の継承が行われ、これは日本独自の文化ですね。長くなりますので 又続きは後日。