歴史街道2

堺屋太一氏「歴史街道と日本の文化」講演会覚書
日本経済は急速に世界の中で下降し 今後益々の悪化が懸念される。2000年には 一人当たりの所得が世界で第3位であったのが 8年間で18位にまで下落。


今迄の国際化とは 国境があり門戸を解放して 国と国とが交流。 global社会には国境が無く、日本はこの波に乗り遅れ、孤立しつつある。


戦後の日本の繁栄は 官僚主導、企画大量生産など近代工業社会のコンセプトの元に もたらされたもの。  物質が豊かであれば幸福であると考え そのための技術革新、公共事業拡大、人材育成にいそしんできた。  これにより大量生産し、販売コストを下げ経済成長に貢献。


しかし、80年代には 物が豊かであれば本当に幸福なのかと疑問を抱く動きがあり、 個々の満足度と言う点に 目が向けられるようになってきた。  客観的な見方から主観的な満足度にシフト。


また 其々の国民性や、住民感情、identityが大切な時代になってきている。  日本人として日本文化を大切にし きちんと伝えられるのが望ましい。  それには歴史を鏡として もう一度認識してはいかがなものでしょうか?


日本の歴史は 時代別に空間を歩きつつ学べる利点があり 歴史街道として紹介されている。 この後、伊勢神宮から時代別に 歴史街道の紹介が続きますが 長くなるので 本日は ここでストップします。


よく通る声で 明確にゆっくり話され またところどころ ユーモアを取り入れ さすがだと思いました。 こんなスペースで要約できるわけも無く 自分でしか分からないような書き方。  私自身への備忘録です。  


歴史街道は 関西が中心。  伊勢、飛鳥、平安〜〜と 今年、ゆっくり歩いて見たいものです。