少し遡っての記録になりますが・・・楽しみにしていた 下記セミナーに 行ってきました。ほとんどのイベントが 奈良、京都にての開催なので 会員でありながら なかなか参加できません。素晴らしい企画が多いので 今後は積極的に参加したいと思います。
奈良薬師寺元管長高田好胤猊下の御弟子、大谷徹奘師は、年間400回もの法話をされるそうですので 超ご多忙。高田好胤猊下(げいか)と言えば 遠足、修学旅行で薬師寺を訪れると わかりやすい法話を何年にもわたって続けてこられた方です。私も中学時代の事でしたが 良く覚えています。
この日は 現世を自分としてどのように生きていくかなど 東日本大震災のことにも触れながらのお話でした。潮来にある別院は 昨年漸く新しい局面を迎え改装改築されたものの 3月11日の大震災で液状化による壊滅的被害をうけたそうです。潮来とは 潮が来ると先人が語っている名称、先人の言葉に耳を傾ける事の大切さもあげられていました。
私達がここにあるのは ご先祖様のお陰、25代まで遡って数えると一体何人の人がいるのでしょう?
33,554,432人もの人のお陰で 今日の私が存在し、その誰一人が欠けていても 私はこの世にいなかったことになります。命を紡いでいくと言う意味、お陰さまでという感謝、そして、悠久の歴史を織りなしていくには 我欲に走らず、敬上慈下の心が大切とのこと。
色々な具体例をあげ、わかりやすいお話でしたが ここにとうてい書ききれません。
色々な問題を抱えている人もいるでしょうけれど「お互いが尊敬の気持ちを持って理解しようと対話し続けること」が大切だと結ばれていました。対話し続けるを強調されていました。
コレド室町の近くでしたので その界隈を帰りに散策。和モダン、レトロ、ノスタルジア・・・そんな面持ちで 気がついたら東京駅まで歩いておりました。新幹線にのりましたが 中国の事故直後、私達が安心して当たり前のようにこの列車に乗っていること 改めて感謝ですね。