花を食べる

          

「はい、 ご馳走様でした」  画像をアップしてから 早めの夕飯をすませたところです。  本日は 季節の花、 食用菊を使い しらす干しと黄菊のお寿司で 花の生命力をいただきました。  古来から、わが国では 自然の生命力を大切にし、これにあやかる意味で 花に触れたり 花簪(かんざし)などして身にまとい 又着物の図案に季節の花を取り入れ、吉兆柄としてきたようです。  


は 漢字では散らばったを集めると言う意味合いらしいです。  という字がはいっていますものね。  そう言えば 小菊の花弁はお米の粒に似ていましたっけ?  菊は又中国では 不老長寿の花とされ 9月9日の重陽節句には 菊を浮かせたお酒、菊酒効くではありません)を飲む習慣があります。  加齢と共に眼精疲労の頻度が増え そんな話をしていたら 中国人の友達から 菊のお茶が目に良いといただいたのですが 余り美味しいものではありません。


食用菊に’もってのほか’と言う種類の 赤紫の菊があるそうですが 名前の由来は 菊の御紋の花を食べるなんて もってのほかだ!と言う意味と もってのほか!おいしいということらしいです。 


この本日食した黄菊は さしづめ何て呼ばれているのでしょう?  エッ?  そんな事聞くなよ〜ですか?  もうひとつ、 ご飯の横の アサリのおすまし あっさりしていました。  子供達は こういう駄洒落には もう、うんざり、疲れるなぁ〜っと よく言ってました。  だから’ひまわり’なんだよとも。