住んでみれば

理不尽な出来事
日本の猛暑、酷暑、炎暑と比べてみれば ここバンクーバーの夏は、五月頃の爽やかさ。日中でも25度くらいでしょうか。ただ、直射日光は 空気がきれいなだけに強いです。夕方には 秋を思わせるヒンヤリした風さえ感じられます。

生活していると 思わぬ出来事にビックリすることがあります。アパートは定期的に 火災報知器、スプリンクラーなどの点検がありますが 不在時には アパートの管理人がマスターキーで 留守中でも点検できることになっています。

先月、こちらに到着したおり 玄関の鍵が付け替えられていました。そして今までの鍵を壊し、新しい鍵につけかえた請求が 私達に課せられ 支払は既に落とされています。安い金額ではありません。何故?何があったのかと、心配するのは当然です。

管理人の話では、スプリンクラーの点検時、不在だったので ロックスミスを呼んで鍵を壊し、室内に入り点検したというのです。でも、そのためのマスターキーは? 鍵は2重になっていますが 下の鍵しかもっていないというのです。でも、長い間の不在中、こんな事は一度もありませんでした。当然持っていなければならないマスターキーは どうしたのでしょう?失くしたとしたら それはそちらの問題です。

私達は、アメリカでも生活しておりましたので 理不尽なことには はっきり言わなければという 日本人の誇りのようなものがあります。このアパートの委員会あてに 文書でいきさつと 長期不在時の対応などについて、提案などを提出しました。マッスル君が大活躍!

管理人が 即、来られ、一軒の点検が滞ると アパート全体が消防法(?)で 使えなくなるから 壊して入ったと・・・今まで通り鍵は持ってたのではないですか?いや、私は上の鍵は持っていない、今までは 下の鍵しかかかっていなかった。そんなことは ありえませんが、ここまでくると水掛け論です。委員会がどのような返事をしてくるのでしょうか。正直、今回のことは 仕方ないと思っています。

黙っていないで 記録に残るよう文書で提出して 正解だったと思います。どこかで 言葉のバリアーがあるので 甘く見られたら嫌だという気持ちがのは 確かです。即、反応してもらったことは それなりに有難いです。

でも不思議ですね。こうして 矛盾を話し合うことによって 一歩理解が深まり 互いの関係がベターなものに構築されていくケース、アメリカでは 何度か体験しています。カナダではどうでしょうか?