Canadian Modern Cuisine

*和の食材、調味料*

高い評価を得ているすぐ近くのレストランAnnalena。予約が取りにくいのですが、5時過ぎなら空席ありというので 行ってきました。雰囲気はカジュアルで ちょっと居酒屋風?


メニューの数は少なく どれもシェアーするようになっていて 一皿ずつ出てくるとのこと。アメリカでもそうですが メニューには一皿ごとに使用されている食材や調理法が書いてあり 物々しく見えますが 出てくると意外とシンプルだったり・・・

一皿目は 大根を使ったサラダ、一見、何気ないのですが・・・

一口食べて その美味しさにびっくり。数種類の大根が 生のまま、マリネをしたもの、ソテーしたものなど 味、食感が楽しめ、またこれは何ですか?と、聞いたのは サワドウとリークの乾燥させたものを粉末にした ちょっとスモーキーなフレーバーのトッピング。sour dough crumb dehydrated vegetable ashの説明は とても興味がありました。

二皿目はエビとアサリ、

 
これには まさに和の調味料オンパレード。しかも新感覚のテイストで 何とも言えない美味しさ。togarashi ponzu daikon, miso peurre 大根 ポン酢 味噌 唐辛子など日本語がそのまま使用されていました。果たして こちらの人には これわかるのかな〜? 前菜にしては ちょっと重く メインにしてはちょっと物足りないのですが

最後に ど〜んとお肉



私たちは あまりお肉をオーダーしないのですが こんなに美味しいレストランなら どのように調理されるのだろう?と、興味津々。16時間スロークッキングしてありますと言われたような・・・繊維状にほぐれるくらい柔らかくジューシー、onion jamと書かれていたフレーバーが シンプルに焼いただけのステーキとは違う風味と美味しさ。全てがあまりにも美味しかったので もう一皿小さいのを頼んでみようかと

まぐろのタタキ風


白いんげん豆のピューレ、ぶどう、カシューナッツ、ポテトのカリカリ粒状のトッピングなど こちらも思いもつかないプレゼンテーション。これは少し塩気が強かったけれど ぶどうが緩和してくれました。盛り付けもきれいで 久しぶりに 食欲旺盛の大満足の外食でした。デザートは さすがパス。

今、カナダドルが弱いので 日本円にして これで一万円ほどでした。他のレストランと比べても リーズナブルだと思います。日本の食材がいたるところに使用されているので 日本人のシェフですか?と 聞いたら そうではなく 和の食材自体が とても美味しくブームで 皆学んでいるんですよとのこと。だし汁もそのままメニューに Dashiとありました。

私たちが 使用している感覚とはまた違って ローカルな食材との組み合わせや 使い方に 私たちが学ばせてもらえる事が ありますね。
まさにEast meets Westです。