悲愴

過日記載したようなアクシデントがあって 落ち込んでしまいました。

こんな時は 対策を講じたあとは 何か目の前のことを無心に取り組まない限り そのことに囚われてしまうんですよね。

それとなくピアノの前に座ったものの 気持ちが前向きでなく とりえず弾き始めました。

1ヶ月半ほど前から練習し始めたこの曲、2度ほどみていただきましたが 「そんなにルンルン弾いては駄目、Sunflowerさんて どん底気分、経験したことないんでしょう?」と、注意をうけっぱなし! 

修正しようと思っても 冒頭の出だしの音色に 悲しみの色合いをなかなか出せませんでした。いえいえ〜、私も人生70年余り、これまで 悲しいことも 辛かったことも 大変だったこともありますが・・・ね。

何も考えず おもむろに弾き始めると あ〜この音色!っと 感じる物がありました。単なる強弱ではなく 音色といわれるように 音にも色があるんでしょうね。大げさですが 悲嘆にくれた色の感覚が その時のやり場のない気持ち表現だったのかもしれません。

この事を 電話やメールで 何度も心配してくれていた親しい友人にメールすると「まぁ〜!貴女は、ただでは転ばないのね〜!」本当に、今回も沢山の方々に 固まった気持ちを ほぐしていただきました。有難うございました。