小さな街のパン屋さん

*国境を越えて*
ようやく実現した 待望のパン屋さん訪問!バンクーバーからアメリカ国境をこえて比較的近い小さなEdisonという街に 素敵なパン工房BreadFarmがあります。殆どを手作業で行い 従来の方法で酵母をそだてつつ,石挽の粉、 ゆっくり低温発酵,炉での焼成。素材は、できる限りオーガニック、街の人たちとタイアップして持続可能な地産地消の コンセプトがしっかりとしたパン屋さん。



寂れた街とも表現できそうなくらいの閑散としたこの地、でも、このパン屋さんには 次々とお客さんがやって来ます。ちょっと話した人は ミシガンから噂を聞いて 買いに来たとのこと。

殆どがハード系のサワドウタイプ。どれも買いたくなって困ります。クッキー類も評判!このパン屋さんのサイトの説明、パンを教えていただいているので 水蒸気の役割など視覚に訴えるものがあり 興味深く思います。

穀物はどの食文化にも 早い時代から人々の食を支え 挽き、粉にして、練り、成形し 熱を加え 今日の食文化に至るまで 受け継がれてきました。機械文明の発達と共に オートメーション化され大量生産が可能になり、進化した複合的な味覚を 次々享受できる幸せな時代です。

そんな時代に、こうして従来の伝統を守りつつ スローライフに徹し その人気をじわじわっと拡げていくこの小さな街のパン工房、温かく懐かしく 噛むほどに味わい深いパンへの郷愁が 人々を惹きつけているのかも知れません。 

お店の構えも こんな素朴な感じです

どれも試してみたくなりますが ポテトを使用したもの、日持ちのするパン、マルチグレイン、ヘーゼルナッツのクッキーなど購入。
日持ちのするパンは 円盤のように大きく(レモンは比較用におきました)、中はソフトでもっちりだそうです。早速、パンの好きなお隣に 半分お裾分け。

一泊どまりででかけた こちらもスローシニアライフのパン工房訪問小旅行、快晴と好天気で ドライブも風光明媚を堪能させてくれるものでした。

深夜、アメリカから娘が独立記念日の休暇を利用して バンクーバーに来てくれます。マッスル君とは味覚も同じ系統、パン大好きなので これらのパン消費は問題なさそうです。これから迎えに行きますのでこのくらいで。