※包む※
今日でこそ、情報ハイウエイのお陰で世界各国の文化が 居ながらにして学ぶことが出来るようになりましたが、海に囲まれた日本では 古の頃より独自の文化が育まれました。伝統として伝えられ、それらがしきたりや行動様式、所作などとして 現代に受け継がれています。この和菓子にであった時 畳む、包む,折るなどの日本ならではの心遣いを感じました。フルーツパークの近くに、信玄餅で有名な桔梗屋のアウトレットがあると、Mちゃんが案内してくれました。そしてこのきな粉プリンが美味しいの〜と!でも日持ちがあまりしないので、他では売っているのをあまり見たことがないとのこと。お味は、ここでの昼食の時、デザートにサービスでいただいたので、おいしさは試食済みでしたが 包装されたこのお土産用を自宅で開けてみて その細やかな心配りに わぁ〜日本だな〜と、感激しました。
保冷剤までオリジナル!
器に出そうとしましたが 壊れそうだったので 容器のまま備え付けの黒蜜をかけて。開けるときな粉の良い香りがするきな粉味プリン。滑らかです〜っと口どけの良い優しいプリンです。和のティストを残しつつ少し洋風も取り入れてと、しなやかな日本文化をここでも感じます。神様へのお供物を紙で包みお供えしたことに始まり その時についた折り目から折り紙へと発展し、一枚の紙を畳んだり折ったりしつつ 様々な分野に受け継がれてきました。贈り物を包む文化、西洋では プレゼントは袋に入れることが多いですね。
このアウトレットには ちょっと風流な食事処があり、そこでお昼をいただきました。上画像、春の籠もり、サラダとけんちん汁のご自由にどうぞコーナーがついて1,000円と、信じられないお値段でした。それにどれもおいしく、ホテルでのちょっとよそ行きの食事の後に、ぴったりの普段のお惣菜でした。