はっとするほど美しい写真、まさに切っても 「適切な手入れを施せば 生命を維持できる神秘の世界」、生け花。ページを繰る毎に 花の精霊が 語りかけてくるような本。この大判のずっしりと重い 立派な装丁の本、サンフラワー家は 外国のお客様が多いから お役に立つかしら・・・と、著者のサインも入っている大切な本を 下さいました。英語で説明されているところも 嬉しい限りです。
絢爛豪華に咲く花も美しいけれど 蕾、新芽、一葉、枯れゆく姿,枝振り等々 日本伝統の華道には 人生すら感じさせられます。私も、毎日、この本を見ているのですが 日々新しい発見があります。こちら2冊は 最近読んだ本です。「蛍の橋」は MOA美術館にある 国宝色絵藤花文茶壺でよく知られている野々村仁清のもとで 吉田織部切腹の後、衰退する美濃焼の再興に励む陶芸家の情熱とその周りの人、また当時の歴史的背景など 文化と政治が双方読み取れる長編小説。図書館の本を借りました。友人が送ってくれた、「二宮金次郎に学ぶ生き方」は 著者二宮金次郎7代目子孫ということもあって 私達が学んだ 二宮尊徳とは ちょっと違った視点で書かれていて 興味深く読みました。小田原出身の尊徳さん 報徳思想を学びに留学生も来られています。これについては またあらためて。