温故知新

本日の軽い朝食

二宮尊徳の教えは 近年、 外国でもとりあげられるようになってきている。  限りある資源、殺伐とした世の中だからこそ 実践したい考え方です。 「美しい日本」を作ろうとする人は、 尊徳思想を真摯に受け止めて、見直す機会をもってもらいたいものです。


「毎日素晴らしい体験をオーストラリアからやってきた中高生にあたえている、交換留学生プログラム。  本日は、尊徳記念会館を訪問。  小さなことを積み上げて(積小為大)、勤労、勤倹節約し(分度)余った分を分け与える(推譲)ことが出来れば人間らしい幸福な社会が築ける、という教えを学んだオーストラリアの学生達、どの様な受け止め方をしただろうか。 目は輝いているように見えたが・・・ 


曹洞宗の三大寺の一つ、天狗伝説で知られるお寺、大雄山最乗寺も訪問。 おりからの梅雨空の中、本院への600段を超える階段を駆け足で上る生徒達は 仏教など知らなくても、霧に煙るその荘厳なお寺の構えに 何か清らかなな気を感じているように思えた。


お賽銭をあげ、線香をともして祈る生徒の姿に 洋の東西を問わず人の心の共通性を見いだしたようで、すがすがしい。 心も軽く長い階段の道のりを歩くことが出来た。」(夫談)


このプログラムは利害の全くない草の根外交です。 こんな計画を10数年も続ける小田原市の英断に 夫も私も市民として誇りに思います。

 
昨日の剣道練習