*失敗の妙味*
寒い季節には 艶出し作業に 温度管理が困難な 革貴石作り。案の定、ひび割れが生じてしまいました。これはアクセサリー用の輝石、一枚の革から 幾重にも手間をかけ 時間をかけ作った物です。出来上がるまでは どのような顔を見せてくれるか・・・無限の可能性を秘めていると言っても 過言ではありません。しかし急に寒くなって ひび割れ・・・どうしたものでしょうか!また、彩色も 思ったような色合いになりませんでした。
元の状態の画像を写しておけば良かったのですが 比較できませんが 先生のゴッドハンドで修正して頂き 古代銀化ガラスのような風合いになりました。先生も、これは面白い!素晴らしい物が出来たわね、アンティーク調で素敵と、褒めて頂きました。(携帯画像で 残念ながら、色が綺麗に写せていません)
深い皺の所には 銀粉(?)を散らして 箔のりでおさえたり マット仕上げにしたりと 先生の頭の中には ちゃんとした数式があるようで 瞬く間に素敵な古代銀化ガラス風の玉に 格上げ変貌させて頂きました。来月は この作品、アクセサリー完成品として ご紹介出来ると思います。