甘夏収穫

「あばたもえくぼ」英語では Love is blind.でしょうか。でも、この場合 我が家の庭で育った産物、親ばかちゃんの方が 適訳かな。

白い爽やかな香りの花が咲き始めました。来年、このように結実し 大きくなるための白い花は 本当に可憐で小さいのですが(後日、写真を写し、アップ致します) その香しさで 存在領域が ぐんと広がり 私はこの香りが大好きです。香水にも この芳香を再現させたものがありますね。

緑深くなりつつあるこの頃、周りの木々に 陽射しを遮られてしまうので そろそろ摘果時期と判断し 収穫しました。松本の友人が このミカンの味を覚えていた下さったので 感激しました。記載する前に コメントをいただいて恐縮です。以前の味との比較もして下さっています。KMさん 来年もお送りできるように おまじない続けますね。(笑)

書斎から見えるこのミカンの樹、おいしくなぁ〜れと おまじないをして EMぼかしで土壌改良しつつの完成品です。夏みかんの好きだった母に似て、ミカンの好きな妹にも 少々送りました。

育ててみると 色々な事が発見できて面白いです。いつも隣の木の枝に 風が吹くと 当たられたミカンは 同じヶ所の攻撃を受けて べこんと凹み傷がついています。でも、しっかりと皮は 中の果実を守っています。

同じ一つのミカンでも 日当たりの良い側は 瑞々しく甘く 反対側は甘さが少ないのです。上の方の花形みかんは 大きく 誰にも邪魔されず 見目麗しいですが ぽつんと 寂しげです。

ミカンは 味で自分の育てられ方を 示しているのでしょうか?