のんびり新年

*郷愁のほろ酔い美感*
晩秋の子供達を訪ねてのアメリカ旅行、てんこ盛りの親孝行をしてもらって 私達はクリスマスもお正月も、既に味わったような気分。おまけに年末からの風邪で 気力も失せて何も特別な準備をしないつもりでした。

しかし、クリスマスはともかく、お正月の準備は、日本の美学、それも郷愁の美学、その日は特別のハレの日という昭和の古き良き時代を喚起してくれます。準備しつつ、何故か心の奥の懐かしい引き出しを開けてくれそうな気分になれるのです。

子供の頃、家族全員で大掃除。煉瓦造りの問構えもきれいに洗い清め、障子も張り替え12月に入ると大忙しでした。私達はうろうろするだけでしたが 母は大変だったろうなと思います。海外にいた頃は社員のかた達が家族連れで我が家に集まって祝宴。材料調達も困難ななかで お節料理を作っていた母を思い出します。

少しお正月らしく雰囲気だけでも・・・掃除はマッスル君、この時期いつも儀式のように 普段手を抜いている箇所を担当してくれます。そして今年は もちつき器、それも15年くらい前の物を引っ張り出してきて お鏡さん、お雑煮用など作っていました。お持ち大好きマッスル、お雑煮は5コくらいは平気です。


丸い鏡餅は,ご神体とされた青銅鏡が丸く そこに神が宿るとされていたからとのこと。2つ重ねるのは福と徳が重なるようにとの意味合いを込めて。

一つ一つにいわれがあって、日本人としての慣習のなかに知恵や文化、民族としての願いがこめられていること、グローバル化の世の中だからこそ大切にしていきたいなと思います。