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新春、のんびり気分で 録画してあった2つの物語を鑑賞しました。4話構成の「パンとスープとネコ日和」そして吉永小百合さんプロデューサーのモントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「ふしぎな岬の物語」です。どちらも動きの少ないしっとりとした作品ですが、前者は日常の生活、後者はちょっと神秘な要素を纏った不思議ワールド。

前者のドラマをみて お正月料理はさておき、パンを焼き、サンドイッチそしてスープの食事に急遽変更しました。ロブスターサンド(パンはグラハム粉入り)と根菜類と大麦のスープ





「パンとスープとネコ日和」は 「カモメ食堂」のトーン。母親が亡くなったり、編集者としての仕事も他の部署に異動を命じられたことから 母親の経営していた食堂を改装して パンとスープのカフェを開く。

ランチ時間のみ、売り切れたら終わりという経営方針を大切にし、店を手伝う若い好感度の高い女性と繰り広げる ほんのりと温かい気持ちになるお話し。近所のちょっとお節介だけれど 親切なおばさん、常にきにかけてくれるおじさん達、お店に来る人達との 何気ない会話や 食欲をそそるスープやサンドイッチの調理映像などが続くのですが よく4時間も続けてみたね〜!と、マッスルと驚きました。

「ふしぎな岬の物語」も 矛盾があるけれど 何となく引き込まれてしまうファンタジーの世界。吉永小百合さんの魅力がいっぱい。この2つのドラマ、周りがみんな良い人達で 人々の助け合い、他人を思いやる心など日本の生活習慣の中で大切にされてきたことが 日常の生活の中で描かれていて 何処か郷愁を感じるものがありました。「外国で称賛されるのもわかるね」と、マッスル。