オルセー美術館展

最大規模の115点展示
人・人・人
旧オルセー駅の駅舎兼ホテルとして知られているパリのオルセー美術館。その美術館の大作の数々。こんなに大規模に我が国で鑑賞出来る機会は滅多にない。115点の作品中、その半数は初めての来日。

2011年秋を目指して、パリのオルセー美術館は現在大改装中。その間を利用して 世界3カ所で開催されている美術館展。オーストラリアのキャンベラに続き東京は2番目。この後、サンフランシスコにて開催されます。オーストラリアでも絶賛され 東京でも既に60万人を超える鑑賞者とのこと。今月16日まで国立新美術館にて。

待ち時間60分・外は雨。長蛇の列。館内蛇行して入場待機
私が数時間、館内で鑑賞した後も,まだまだ続いている入場制限
6年ほど前、セーヌ川のほとりをずっと歩いて辿り着いたオルセー美術館、数年前テアトル劇場で観た感動のフランス映画「夏時間の庭」はオルセー美術館20周年を記念しての映画。館内にはいると、どことなく再会という気持ちのような わくわくした気分がありました

モネの睡蓮は、実際にジベルニーで その絵の描かれた当時のままの様相をみているので 絵の前に立つと空気が感じられ 色々な花がある秩序を持ちながらも自由に咲いていた庭の色合いまでまぶたに思い浮かべることが出来ます。

いつも美術館ではオーディオガイドを借ります。自分の主観でじっと鑑賞するのも良いと思いますが それは混雑していないひっそりとした美術館の時に。そばに寄ったり、遠くから眺めたり 他の人を気にせず時間をかけて鑑賞出来るときには その方法も好きです

セザンヌの絵画の説明で 今までの一点透視図法と違い、視点を変えた描写が一枚の絵画に混在している説明がありましたが その時、私の絵の鑑賞は 全体としてとらえていて 細かな分析はしていないんだと痛感しました。

構図中心の感覚的とらえ方が 自分の気持ちに合っていたり 色合いが好きだったりと人それぞれの鑑賞法があるんだと思います。でも、はっとする発見はいつも嬉しく、made my dayと言う気持ちになってしまいます。

鑑賞者の視覚混合を計算に入れた点描写図法、ゴッホの線状の力強いタッチ、ロートレックの街の女達の素顔をまるで盗み撮りしたかのようなリアルな描写、等々 印象派からその変遷の足取りを追って鑑賞出来るアンソロジー。見終えた頃には 足のかかとどころか 足全体がステッキのように堅くなって疲れましたぁ〜! でも、行って良かった!

待望の和三盆宇治みぞれ・ミッドタウンのとらやで
今回、小サイズというのがありましたのでこちらにしました。この宇治蜜がたまらなく美味。ほろ苦さと甘さが絶妙バランス。

でも、銀座のとらやのかき氷のほうが 氷がもっときめ細かいような気がしました。今夏、もう一度銀座でトライしたい!正直のところ、この小サイズも今年はもてあましました。そろそろかき氷は今年で卒業かもしれません。後一度銀座で試してからね。マッスルは呆れております。