北原白秋作
雨の中、朗読講習に行ってきました。 こんな悪天候の中でも20名余りのグループ ほぼ全員出席。 皆さん、大変熱心です。 本日は、表現技術について。 句読点を抜いて印刷してある 志賀直哉の小僧の神様や 末広恭雄著のさかなのことばなど、順に読んでいきます。 間のとりかた 切れ目のない切れ目 きわだてなど 学ぶ要素が多く マッスル君も私も初心者ですから 基礎から学ぶ新鮮さを楽しんでいます。私は 矢張り無意識のうちに 関西弁のアクセントがでて 魚のグチもグチになったり 口の中のつばきが、花の椿になってしまい(他にも色々) 無意識なだけに訂正するのが難しいなと感じます。
マッスル君は 矢張り思い込みが激しく・・・というか 綿密でない・・・というか? 巻きタバコを、勝手に葉巻たばこ。 行儀良くを、仰々しくと、読んだりして 横にいて こんな所にも性格がでるのねと、 一寸おかしくなりました。
皆さんに練習問題です。 次の文は 何処で切れば良いのでしょう?
-このこのこのこどこのここのこ
-このこのこののこたけのこきれぬ
-そのこのそのそそこのけそのこ
-そのこのそのおのきのこもきれぬ
内容を把握して 色々な決まりごとに注意して しかも自然に読むというのは 大変難しい事です。 叉、普段認識していない言葉に対する注意点など 学ぶにつれて 日本語って難しい!って 思います。 「英語の勉強、もうやってられないわ」「俺も・・・」っと、変な所で意見があってしまいました。 しかし、他言語を学ぶから見えてくるものもあるんですよね。 上の北原白秋のアイウエオの練習、とてもきれいな文だと思います。 音読いかがですか?