平成22年に 平城遷都1300年を迎える記念行事の一環として 威光を放つ白鳳時代の仏教空間が 薬師寺をはなれ 東京国立博物館にて 再現されています。
中でも、日光、月光菩薩が2体そろって寺院外で拝顔できるのは はじめてのこと。 更に、 寺院では 光脊があるため 御後姿を見ることは出来ませんが 東博では ぐるりと前後左右から その美しいインドの方式である三曲彫刻法という、 頭,上半身,下半身が それぞれ別の動きがよくわかります。
温和な気品ある顔立ち、なだらかな身体曲線や(でも、厚みはあります) ドレープのはいった優美な衣装や装飾品など 昔、薬師寺で拝見した時とは また違った印象を受けました。 この他、聖観音菩薩立像、吉祥天像、平安時代の神仏習合を伝える八幡三神坐像など 豪華な展示です。 週末ほどではないけれど かなりの鑑賞者。 でも、自分と向き合えば、そこには聖なる祈りの空間を感じられる贅沢な白鳳時代の息吹があります。 6月8日までです。 是非、お出かけください。
パリ100年展は 館内で簡単な昼食をとったあと、東京都美術館に移動。 ルノワール、セザンヌ、ユトリロはじめ1830年から1930年までの100年の作品やパリの変遷が ゆっくり見ていたら時間が足りないほどの満載展示。 風刺画など その時代の特徴がわかるものや 現代に通じるものなど ちょっと笑えるものもあります。
重厚感で圧巻される様な午前中の展示のあとは 現代に通じるパリの都市計画やエッフェル塔のできるまでなど もう少し日常に密接した展示でした。 本日は、なんと悠久のときを越えて白鳳の時へ そしてまた物理的な距離を越えてパリにひとっ飛び、 時と空間を自由に去来した私の心、 そして合間の友人との語らい 次の旅行は奈良?っとまで のり易い私達・・・! 4人其々笑顔で今月のカルチャーデイ満喫して上野駅でバイバイ。
ちょっとちぐはぐですが 昨日の古代豆を入れた豆ご飯の炊けた画像、アップしておきます。
緑色の豆なのに 炊けたご飯はうっすらピンク色のお赤飯みたい! お豆を入れて炊くと、ご飯がもち米のように感じられるのが不思議です。 豆の成分が お米をもっちり食感にしてしまうのでしょうか?