狸にまつわるお話

 我が家の庭に 最近、母亡き後、実家から持ってきた狸の置物があります。  その昔、何年も父の運転手を勤めていてくださっていたOさんからの頂き物。  その狸をみて ホームステイ中のJさんが 「店先などでも よく狸を見かけるけど、どうして?」の質問を受けました。    はぁ〜てな?


縁起がよいからと言うことはわかりますが・・・。  調べてみました。  たぬきは 「他を抜く」の語呂合わせのようなもので 商売繁盛、他のお店よりは抜きん出るという意味から 店先に置かれるようになり 信楽焼きの狸の置物が人気があるようです。


もう一点―過って金細工をするとき、狸の毛皮は、非常によく金を伸ばすことが出来たので重宝され、 金工、金鉱のシンボルとして を呼ぶとされ庭先に置かれるようになったということです。  昔話の文福茶釜も 汲めども尽きぬ意味合いを示していましたっけ?

本日は、台風上陸の気配もあり様子をみていましたが、熱低にかわり 鎌倉か箱根に行く予定は、出遅れてしまったので明日に延期。  その代わり、 ヒルトンホテルにお茶に出かけました。  思いがけず デザートビュッへ開催中。  若いJさんに 日本の美味しいデザートを楽しんでいただけました。  甘党の夫も勿論の事、私も 雨の後の美しい緑の庭園を眺めながらのゆったりとした時間、 楽しいひとときでした。


夕飯は Jさんに「何か食べたいものは?」聞くと「しゃぶしゃぶ」 それなら準備は簡単です。  野菜やお豆腐もいれ、さっぱり味のしゃぶしゃぶ。