Culinary A.R.Ts

滞在している近くに 権威あるお料理学校がある。  ここでは、レストランが併設されていて 学生達がトレーニングをかねて 調理からサービスまで携わっている。さすがプロ養成を目指しているだけあって いつも予約で一杯。  


勉強のため、何から何まで手を抜かない調理を目指しているので 時として懲りすぎていることもあるが 丁寧なそして真剣な心構えが味にも現れていて 応援したくなる。  私達のテーブルの係の人は あと一週間でロンドンのレストランに就職が決まっているそうである。


全てコース料理になっていて チョイスがある。  前菜はアスパラガスとエビのサラダ、 果物のソースが爽やか。  夫も同じ前菜を選んでいた。  メインは私は上のお魚料理。(黒こしょう風味)  黒米の添え物が大変おいしくレシピをお願いしたら すぐに書いて持ってきてくれた、  お醤油、ごま油、クミンなどアジアのスパイスが入っていたのでおしいのだと納得。

夫は エネルギッシュによく身体を動かし、 しばらくお魚料理が続いたのでお肉料理をオーダー。  食べきれなかったようだ。少し試食してみたが これも深みのある味。又、パンが本当においしく ほめたらお土産に幾つか別に包んで持ってきてくれた。

デザートは 私はエスプレッソのクリームブリュレ、適度な甘さとほろ苦さ。  夫は大きなタルトケーキで さすが三口ほど食べただけ。  これは昨夜の食事だが 本日は明日の帰国を控えて 冷蔵庫の中の整理。 


滞在2週間の間、前半は時差、後半は風邪気味で本調子ではなかったが 義父、母も他界してしまい 外地にいても、常に気がかりだった状況から比べると 糸が切れた様なフリーな 又時として空虚な気分の滞在だった。  


帰国後、少しの間、たまっている仕事もあったり、時差調整などで ブログ更新が途絶えるかも知れません。  あと少しでこのブログも一年を迎えるので頑張ります。