教育基本法改正

近頃、本屋さんでも 新渡戸稲造著の「武士道」が 目立つコーナーにおいてあります。  実は、この本、アメリカ滞在中(今から5年ほど前)、地域の読書クラブでも選ばれた本です。


執筆のいきさつは アメリカ人の奥さんから、日本人の礼儀と節度に感心し 色々な質問をうけたことから 日本の慣わしや考え方などを 奥さんの為に 英文で出版。  正直、英文は アメリカ人も読みづらいし 難解だといっていた。


この「武士道」を 今回の教育基本法改正をめぐって 賛否両派が 我田引水。  安倍改革派は 武士道は 規範意識を目覚めさせた本として 反対派は 新渡戸氏がキリスト教徒であり 自由精神やまた 個の尊重に 重きを置いた点に着目している。


一冊の本が 解釈いかんで如何様にもとれるというのも面白い。  もう、随分前に読んだ本なので はっきり覚えていないが 本のタイトルから取れるイメージとは違い 西洋の騎士道に通じるような印象もうけた。  個の人格形成という点では アメリカでの生活の影響もあるように思う。


美しい国造りのためには 教育が基本である。  なるほど。  でも、美しい国って具体的には?  現教育の何処が病んでいるのか きちんと分析したのですか?  こんなに 焦って見切り発車でいいのでしょうか?  第一にかかげるほど それ程重要なら もっと審議し 教育の現場の人たちとも十分な討議がなされるべきではないのでしょうか?


画像は お城の近くのイチョウ。  黄金の葉、 晩秋の穏やかな日でした。  歯医者さんの帰りに 携帯でカシャ!