気配り

近くのお寺の花梨の木。 美しい紅葉と 黄色い果実を一杯ぶら下げ 秋の日ののどかな一枚の絵のごとく 通行人を楽しませてくれていた。  ある時、さっぱりと枝が落とされ 果実も見る影もなくなり、冬支度かな?  2〜3日後、 籠に ごろごろっと入った果実、 「どうぞご自由に」の達筆なメモをそえて。

決して 美人コンテストに入るような つるつるピカピカの果実ではない。  それでも 山主(お寺の住持)の 温かい気配りに ほっこり、ほっこりした気持ちになる。  一ついただいて 部屋においてあるが威力発揮。  


芳しい香が漂い、帰宅して扉を開けると それとなく ほのかな香が 「おかえりなさい」っと 迎えてくれるようである。  この時、 姿は見えないのに 何故か、そのお寺の奥様の温かい気持ちに接し、 日本に住む さりげない安らぎや美しさを感じるのです。  美しいとは景観のみならず 心根でもあり これは いつかKも言っていたように 押し付けられるものではない。


昨日、歯の治療で噛むのに支障が… お昼抜き、1時間、口を開けっ放しで大変でした。  先生はもっと大変だった事でしょう。  終了したあと、 飲んだ スタバのジンジャーブレッド・ラテ。 ふぅ〜! オイシ! 緊張した治療! 今日は終ったよぉ〜。  ホリデーシーズンの懐かしいアメリカの味です。 甘いけれど 疲れがとれます。  


夕飯は 白菜を蒸して 柔らかく、 細切りのイカとインゲンのソテーをあしらって。  白菜は蒸すと トロトロにそして甘みが増し 歯の治療後もOK。(イカは いかん!)