文脈力で読み解く日本史

齋藤孝のざっくり! 日本史

齋藤孝のざっくり! 日本史

歴史から学ぶという言葉をよく聞きます。 しかし、私の歴史の解し方は どちらかと言えば暗記。 そう、いい国(1192年)作ろう鎌倉幕府とか 以後よろしく(1549年)ザビエル来日とか ただ暗記しやすい語呂合わせを見つけたり;;(それが今でも頭にあるのは不思議ですが)しかし、大きな流れの中で一部を取り出して暗記していてもあまり意味がありません。 

穏やかな陽だまりの中で 積んでおいた本から取り上げた一冊が上記の本。「過去の出来事がその後の時代に大きな意味を持ったかどうか」で判断し 3つのポイントにまとめて ストーリー性を持たせ 自分の言葉で語れるように整理するとよいのだそうです。廃藩置県明治維新、万葉がなと日本語。大化の改新藤原氏そして天皇制等 一連の出来事が 因果関係にあるかのように大きなうねりがみえてくるので 楽しく読み進んでいます。

昔、通訳ガイド試験を受けたときには 歴史も文化史も外交史も ひたすら暗記しましたが このように楽しい勉強の方法があれば 今頃暗記した事も 少しは記憶に残っていたでしょうに。

外国の人が きちんと論理的に話ができるというのは やはり教育も自分の言葉で語る事に重きを置いている点が上げられていると思います。 読み、書き、そろばんの基礎学力に長けている日本も 素晴らしいと思いますが 自分の中で理解して それを自分の言葉で表現出来ると 国際社会でも「日本人をしゃべらせるのは 非常に困難だ」とは言われないかもしれませんね。

発見! I Tunesで アメリカの放送が聞けます。オペラもバロックもロックも。。。上手に活用すれば 英語を手段として情報を得たり 音楽も楽しめて。。。やったね!という事があると うきうきしてしまう単純さは 幼児化しているようです。