[情報] スイッチインタビュー
先週に引き続いて 佐治晴夫先生と指揮者の西本智実さんの対談。今回は、佐治先生が西本さんにインタビューされました。
指揮者の西本さんのご活躍については存じ上げていましたが 生い立ち、留学されていた頃のご苦労や信念を持って頑張ってこられたことなど 感慨深く聞かせていただきました。
指揮する前に 音楽と向き合い、分析し、解釈して ご自身で組み立てられるということに 言葉でなく音で表現するという熱意を感じました。一語一語噛み締めて話される様子は 大胆にタクトを振られるご様子とは また違った素敵な一面を見せていただきました。
佐治先生のご本は 何冊か拝読させていただきました。中には難解で読了できなかった本もありますが サイアンスもアートにもいつも優しい眼差しを注がれています。新しいチャレンジを続けられているのがお若さの秘訣でしょうか?温かいお人柄にも惹かれます。
お話の中に出てきたシュウマンのトロイメライの楽譜、へ長調の最初の出だしの音色、どことなく揺らいでいるような・・・のご説明に ゴソゴソと古い楽譜の中から取り出してきました。母も好きだった曲です。
爽やかな風が流れる北海道での お二人の識者のご対談は まさに宇宙と人間と音楽、壮大なテーマながら はっとする様な新鮮さ、勇気づけられる言葉などが散りばめられていました。
佐治先生の 変わるということは 一語入れ替えると わかるになり 相手を理解することにつながるということ、我が家でも参考にさせていただかなければ・・・自分が変わると 相手のことが分かる様になる。小さなことから始めてみよう。マッスル君もお願いね!