[本] 「小澤征爾兄弟と語る」

小沢征爾兄弟と語る」こちらも読了しました。

読書しながら 発酵待ち、焼成待ちして出来上がったパン、全粒粉使用、加水率高めです。見た目は、ちょっとぉ・・・・ですが 粉のおいしさが味わえる素朴な味、今度は 片手間でなく集中して 綺麗に作ってみたい、

本の話題に戻ります。いやぁ〜素晴らしい家庭環境と言い、それにビッグネーム続出で。。。著名な方々とご縁が次々紡がれていくあたり、さすがです。チェリストロストロボヴィッチのエピソード、感動しました。

そして、少年時代を小田原で過ごされていたなんて 知りませんでした。あの頃と、今は地域名称が変わっているかもしれませんね。ご兄弟が所属されていたという合唱団、合唱祭でファミリアな名称。同じかしら?

音楽がキリスト教を育てたというあたり、和声の話、チェロのハーモニーの話、なるほど・・・っと 深い音楽について語り合う兄弟、次元が高いですし、兄弟愛が溢れています。またしても 本に付箋がいっぱい!

昔、小澤征爾さんが スクーターで修業時代の本を読んだことがあります。世界地図が小さく思えるようなスケールの大きさ!

それにしても この情報量!記憶力もすごい!と、思ったら 征爾氏からの手紙を 清書して書き残したり、お母様の吹き込まれたテープを 文字に起こしたりされたご兄弟の貢献度も高いです。

アメリカ在住時、N子さんご夫妻とご一緒できた タングルウッドでの小澤征爾指揮、ヨーヨーマーチェロの野外コンサートの素敵な夜を思い出しました。アトランタからニューヨークにいき、NYでも楽しい時間を過ごし、バスでタングルウッドまで・・・2年続けて参加しましたが もう一回のコンサートは 記憶が曖昧。

過日、スイッチインタビューで 指揮者の西本智実さんが 指揮をする際、どのように曲を構築するかについて 話されていましたが この本を読みつつ、また思い出していました。

時間が瞬く間に過ぎてしまう読書の日々でした。有難う!