[本] もう一度読もう

気だるいじっとりと汗ばむ午後、ポンと妹からメールが入りました。
 
「・・・・・50年間難病患者かつ生命科学者と全盲かつ東大教授の
  お二人の対話は素晴らしいです。
  お時間があるときに真に触れてお愉しみください。
  以前に視聴されたかもしれません。・・・・後略   JTM]

紹介してあったリンクの対談の触りをみはじめました。2017年に放映されたものだそうです。 

対談    : 柳澤桂子生命科学者) 
      ; 福島智(東大教授・バリアフリー研究者) 
内 容   ; 自らの体験を交え「生きるとは何か」を語り合う。 

さらりと表現されているが 色々な困難を超越しての深さと清らかさ、優しさ、しなやかさ。。。。 背筋が伸びる思いがしました。

柳沢桂子さんの本は 何年か前、読み 手元に置いておきたい本だったので 本棚を見ると ありました。堀文子さんの挿絵、科学的解釈での心訳。
もう一度読んでみました。

宇宙は分子で構成されていて 濃淡があるだけ、粒子が 形を変えて安定したところで静止している。佐治先生の星のかけらで できている私たち、35億年前のDNAを受け継いでいるお話などなど共通項があり 何となく自分の中で繋がっていきそうでいて すぐに混沌とした中に放り出されてしまう。

コーラスでも 命という素晴らしい歌を歌っています。このところ、命、今、ここに在ることの意義、考える機会が多くなりました。

まとまりのない記録になってしまいましたが 気だるい午後が 有意義な午後になりました。

JTMさん、ありがとう。