臨機応変な旅

時系列、前後しますが 旅から帰宅しての帯状疱疹 初期段階での治療で 治癒しつつあります。本日も 何ヶ月前からのお約束のお楽しみ、キャンセルさせていただき ごめんなさい。
画像送信していただき、ビジュアル参加、追体験させていただきました。ありがとう。

さて、1週間前の恒例の旅のお話、このグループは 活力溢れる、好奇心旺盛なメンバー!日曜美術館で観た茅ヶ崎美術館での 小原古邨展が素晴らしかったからと、急遽予定に加わりました。

画像お借りしました。美しく透き通るような色合い、版画です
小田原集合の予定が茅ヶ崎になり、九州からの友を加えた他4人は 東京からドライブ、私は電車で美術館に早めに行き カフェの予約をまず確保の段取りでした。しかし、福岡発の飛行機、不備があり、大幅に遅れるので 彼女は美術館を諦め 乗れる飛行機に乗って 直接小田原のホテルに。

こんな時でも携帯電話のおかげで 連絡が滞りなくできるのですよね。

日本では 余りよく知られていないのに 海外では人気がある小原古邨、5年ほど前 風呂敷に包まれた作品多数が 鎌倉で見いだされたそうです。

2点の作品、フラッシュなしでスマホ
その透明感のある日本画のような色彩の版画、躍動感のあるリアリティに富んだ生物の描写!本当に刷った物?と、そばによって正視しても 美しい日本画としか見えません。お月様の陰影ある雲の描写など 繊細な表現に驚きです。

古邨の日本画が外国人にとても人気があり、その制作が追いつかなかったため、版画という方法が考えられたそうです。そしてそこには 細部にわたり工夫がなされ より透明度の高い 繊細な筆致をも思わせる技法が考案されていたようです。

江戸時代の浮世絵の伝統を受け継ぎ さらに明治の新しい技法を試み 平面なのに立体感や、季節の空気感、そして生き物たちの鼓動が聞こえてくるような作品230点が 展示されています。11月4日まで茅ヶ崎美術館で開催中。是非!

ランチは 美術館内のカフェで。日曜美術館を観た方が多いのでしょう、とても混んでいました。テレビの力、大いにありますね。カフェも 素敵でした。ヘルシーサラダランチ(上画像、コーヒーもついて1000円でした。

鑑賞後、小田原の最近オープンした東横インへ。福岡の友人も お昼前の飛行機に乗れて 夕方には 我々より一足先に到着。もう、ワインを楽しんでいました!(笑)

今夜は こちらで宿泊。皆、お気楽が良いとのことで お部屋は別々。翌日はこの旅行のメインイベント、江之浦測候所にて 杉本博司の世界を巡ります。ディナーは フレンチ。(続きます)