万引き家族

画像サイトからお借りしました
先日、マッスル君も私も整形外科予約があり その後の様子をお伝えに行きました。痛みも軽減し 肘関節の腫れも引いたので このまましばらく様子をみてくださいと言うことで すぐに終わりました。全ての流れが効率よく 診察は、ゆったりとした雰囲気でお話も聞いてもらえるので良かったです。

ランチをモールでたべたあと、カンヌ最高賞を受賞した 是枝監督の「万引き家族」を鑑賞。状況は決して恵まれていないのに 屈することなく 日々楽しみ、明るく温かい。DVを受けていた女の子が同居するようになるが 温かい思いやりにふれて 次第に心が開かれていく。つい最近、心痛の実際にあった悲惨な事件が 脳裏を離れませんでした。 

今起きている沢山の社会問題の縮図、本当の家族のような強い絆、一家団欒で楽しむ姿、それぞれが抱える過去等 沢山の要素が鏤められています。

役者さん、特にお母さん役の安藤サクラさんの演技が ナチュラルなだけに ぐっと胸に迫るものがあります。子役も目でも演技していて 語らずともうったえるものがあります。樹木希林さんは 別格!そこにいるだけで演技になっている。エンディングは一抹の不安を抱かせて終わっています。

それにしても ぼそぼそっと語る会話、翻訳したらどうなっていたのだろうか?女の子の歯が抜けて 屋根に放り投げると丈夫な歯がはえてくるという日本の習わし このあたりは説明文が翻訳されたのかな?など そんな観点からも鑑賞後、マッスルと話しました。

久しぶりの映画、矢張りテレビとは違って 集中度も迫力も違います。また、良い映画をリストアップして見に行きましょう!