ショパン

*マッスル君!そんな事言う?*

音楽教養講座シリーズ、このところショパンについて ドライブ中など聞いています。祖国愛、ポーランド人としての気高き誇りを 音楽という世界共通言語で 美しく表現しているショパンピアノ曲は スラブ民族の魂がこめられているように思います。

美しいピアノ曲のさわりを聴いているうちに マッスル君、もっと聴いてみたいからCD貸してほしいとのこと。私のお気に入り エチュードを渡すと ちらっとみて「練習曲ならいいや~」え〜? マッスルの好きな 別れの曲も このエチュードに入っているのに・・・

しかもピアニストは アシュケナージだよ。その昔、この有名なピアニストに 京都のお寺で出会って 留学生活から帰国したばかりの ちょっと大きな気持ちのマッスル君、何かのきっかけで会話が始まり、互いに名を名のることに・・・そしてお仕事は何をされているのですか?と言うお話しになり この方は 「ピアニストです」と・・・

そこでマッスル君、あ〜ぁ!なんてこと!「有名なんですか?」とお聞きしたそうな。そしたらアシュケナージ様は I think so!と、お応えになられたそうです。随分昔のお話しですが 私がお会いしたかったなぁ〜!

私は、このエチュードの1番、スケールだけなのに とても迫力がありエネルギーを感じる曲! 挑戦しようと試みたのですが あのスピードと指の動きには とってもついていけません。規則的な動きかと思えば トリッキーな落とし穴があり すぐに無理と諦めました。でも、練習曲ならいいや〜とは言いません。一気に駆け上がって一気に降りてくる 躍動的なエネルギーのこの練習曲は 婆さんにはまばゆいほどの輝きを感じさせられます。