すんきそば

その土地の風土で伝えられてきた味、地域の食を楽しめるのは 旅の楽しみの一つでもある。開田高原では すんきという 食塩不使用の発酵保存食品をいれた とうじそばをいただいた。

乳酸菌を使った蕪菁の葉のすんき、京都のお漬け物、すぐきを思い出した。海から遠く離れたこの地、塩分は手に入りにくかったのだろう。酸味があり 味わい深い。

情報収集の上手なM子さん、道の駅で『美味しいおそば屋さん」と、教えてもらったところは 大目旅館のおそば。小学校の頃の林間学校の宿を思い出すような 昭和レトロ。そこでおそばも食べることができる。

男性群は ざるそばで おそばの味をストレートに楽しみ、 女性群は 好奇心もあって とうじそば。これは 茸の入った温かいお出汁(ガスコンロで煮えています)に おそばを、しゃぶしゃぶのようにしていただき、つぎに すんきをいれて 味の違いを楽しむのです。

おそばは オーダーしてから うちはじめるそうで 少し待つことになりますが おそばの香りがして さすが・・・!それに ボリュームたっぷり。おそば大好きなマッスルは 大盛り。通常でも2枚くるところ、3枚分ぺろり。友人にも びっくりされていました。後々の語りぐさになるかも・・・